芯材に粉末ハイスHAP40鋼を使用
刃は軟ステンレスと軟ステンレスの間に高性能粉末ハイスのHAP40鋼を挟み込んだ複合材です。
HAP40鋼は、日立金属が微粉末化した高速度工具鋼を圧密成型後に鍛造圧延して作った、高硬度・高靭性・高耐摩耗な合金鋼です。
現在、ステンレス系包丁において最上級ハガネと言われている粉末ハイスR2(スーパーゴールドⅡ)を超える、耐摩耗性が生み出す他に類を見ない切れ味持続力が最大の魅力です。
微細な炭化物が均一に分布し硬さのバラツキが少ないため、高硬度にも関わらず研ぎ易いのも特徴です。
炭素(C:1.27~1.37)が高く、クローム(Cr:3.7~4.7)少ないため、水分を含んだ状態で放置するとサビが浮かび上がってきますので、ご使用後は十分に水分を拭き取って下さい。
柄は握りやすい八角柄
柄は握り易く触り心地の良いウォールナットの八角柄です。