鎌の刃は湾曲しているため包丁のように研ぐことはできません。

そのため、通常は鎌砥石を使い、鎌の方を固定して研ぎます。

ここでは一般的な研ぎ方をご紹介します。

1. 砥石の準備

ご使用前に鎌砥石を数分水に浸し、水を充分含ませてください。

※水に浸す時間は砥石によるので、お使いになる砥石をご確認ください。

2. 砥ぐ

鎌を逆向きにして左手で持ち、鎌の刃に対し砥石の角度がおおよそ15～20度になるよう当て、
砥石を徐々に刃先に向けて動かしつつ、何度も前後に往復しながら研ぎます。

3. カエリをとる

研ぎ終えたら、刃を裏に向け、刃先を指で軽くなぞってみます。
軽く刃先に引っ掛かりが出来ていれば、カエリができている証拠です。

　

このカエリは刃の裏側から砥石を当て2～3回ほど研いで取り除きます。これで研ぎは終了です。

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