薄刃包丁とは?用途、菜切り包丁との違い、見分け方について

元兼 菜切り包丁 165mm 両刃 青紙スーパー 割込み 黒打ち仕上げ クルミ柄
こちらに代表される、菜切り包丁について。
以前こちらでも解説させていただきました。
その当時の記事はこちら>>
それではみなさんに質問です。
この包丁は、何包丁でしょう?
堺元兼 薄刃包丁 片刃 195mm 白紙2号 刃金つけ 水牛柄 木鞘付
もちろん、菜切り包丁!
…ではないんですね。こちらは、薄刃包丁と言います。
形はもちろん、用途も野菜用似ていますが、違う種類の包丁です。
こんなの、違いがわからない…
間違って買ったらどうしよう…
そう思われる方も多いと思いますが、
包丁の裏を見てみると違いが一目瞭然です。
菜切り包丁は両刃なのに対し
薄刃包丁は片刃です。
そして薄刃包丁の方が、その名の通り刃が薄く鋭く作られている事が多いです。
より野菜の繊維を壊しにくく、風味を損なわず作業ができます。
菜切り包丁も薄刃包丁も野菜の調理ですが、薄刃包丁の方がより皮むきや細かい作業に向いています。
キャベツや白菜など、大きな野菜を切るのは菜切り包丁の方が向いています。
堺元兼 鎌型薄刃包丁 片刃 180mm 白紙2号 刃金つけ 水牛柄 木鞘付
そして、こちらの包丁は何でしょうか?
菜切りとも薄刃とも違う…と思いきや、
こちらも鎌型と呼ばれる薄刃包丁の一種なのです。
鎌形薄刃はその名の通り、先端が四角ではなく、鎌のような形状をしています。
刃先が湾曲しているのが特徴で、野菜や果物などの食材をスライスや薄切り、千切りに向いています。
より緻密なカットを求める方におすすめです。
また、刃先で果物や野菜から種を簡単にくり抜くことも可能です。
この度ご紹介いたしました薄刃包丁は、どちらも堺元兼シリーズと言う
当店では屈指のプロ向け高級包丁です。
和包丁の本場として名高い大阪府堺市にて、確かな技術を持つ職人と研ぎ師によるもの。
プロの料理人の方にぜひお持ちいただきたいシリーズです。
詳細はこちらから>>
堺重勝 薄刃包丁 片刃 165mm 白二 鋼付き
一般のご家庭でも、薄刃包丁を使ってみたいなと言う方向けに
丁寧な作りの品質のよい包丁をご用意しております。
薄刃包丁デビューの1丁にお考えの方はこちらもご覧ください。
最後までご覧いただきまして有難うございます!
スタッフ一同、ご来店を心からお待ちしております。