裁ち鋏(洋裁鋏/ラシャ切鋏)って本当に必要?左利き用には種類があるって本当?

突然ですが、上記の写真のこの鋏。
みなさんは何と呼んでいますか?
学校の家庭科だと、裁ち鋏と呼んでいたと思います。
それが一番一般的には馴染み深いでしょうか。
他にも、洋裁鋏ですとか、
ラシャ切鋏と呼ばれたりもするようです。
漢字で書くと羅紗切り鋏
羅紗とは、ポルトガル語の(RAXA)=毛織物の一種を指しています。
なぜ、布を切る専用の鋏があるのか。
そんなに分厚い生地じゃないなら、文具用の鋏で十分じゃない?
そう思われる方も多いと思います。
ただ、布を切るのが専用の鋏じゃないといけないと知らず
文具用の鋏で切ってしまった方はわかると思いますが、
真っすぐ切れず、ガタガタになると思います。
布は紙より柔らかいので、専用の刃付けをしていないと、綺麗に切れません。
また、生地の状態だと大きい場合が多いので、
布用の鋏は文具用などと比べて、大きく作られています。
また、もう1つご注意いただきたいのが、右利き用と左利き用です。
裁ち鋏には右利き用、左利き用の区別があり、
左利き用には総左利、足左利の二種類がございます。ご注意ください。
総左利は、持ち手も刃も左利き用です。
これから初めて裁ち鋏を使われる方や、
これまでもずっと総左利の鋏を使っておられた方向けです。
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足左利は、右利き用の鋏を左手で使っておられた方向けの鋏です。
持ち手のみ左利き用、刃の向きは右利き用になっております。
刃も左利き用の鋏は、これまで右利き用を
左手で使っておられた方は使い方に癖がついてしまっていて、
使いにくさを覚えられる方が多いので開発されました。
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※おすすめ裁ち鋏
佐保 洋裁鋏 240mm 日立安来白紙1号
熟練の職人が手造りした美しい裁ちばさみです。
刃には白紙1号と極軟鉄の複合材を使用しており
心地よい切れ味を体感して頂けます。
さらに布を裁つ際には心地よい音を奏でます。
総左利、足左利ともにございます。
佐保 洋裁鋏 260mm SLD鋼
元々は鉄さえも切断するダイス鋼ですので、
硬さや強度は折り紙付きです。
皮革やゴム、カーペットなど厚手の生地や、
従来の裁ち鋏では切りにくい化学繊維にも対応します。
洋裁鋏 210mm ステンレス
ステンレス製でも切れ味は鋭く、錆びにくい。
大変軽く、長時間の作業でも疲れにくくなっております。
鍛冶手作り品と比較して価格面でもお手に取っていただきやすく
最初の1丁としてもおすすめ。
こちらも総左利ございます。
最後までご覧いただきまして有難うございます!
スタッフ一同、ご来店を心からお待ちしております。