刈込鋏とは?使い方、研ぎ方、初めての1丁におすすめの品など

刈込鋏(読み方:かりこみばさみ)は、
主に庭木や生け垣の剪定に
使用される手動の道具です。
一般的に長い刃を持ち、先端が鋭くなっています。
これにより、細かい作業がしやすくなっています。
剪定と言っても1本ずつ切るような剪定ではなく、
生垣やトリアピーなど
植物の形を整えやすいよう設計されています。
枝を1本ずつ剪定する用途では、
剪定鋏などをご使用ください。
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●ご使用に関して
使い始めの1ヶ月程度は上刃と下刃が
良くなじむようになるまで、
細い枝から切るように慣らし切りして
いただくようお願いいたします。
ねじったり、こねたりなど無理な切り方はご遠慮ください。
怪我、刃欠け等の原因になります。
●お手入れに関して
使用後は、刃・柄についた水分や汚れを
布でよく拭き取ってください。
サビを防ぐ為、定期的に椿油等のお手入れ用油を
刃部全体に塗ってください。
●保管に関して
長期間使用しない場合はお手入れ後、
付属ケースや布などで刃全体を覆い、
風通しの良い場所に保管してください。
●使い方に関して
使い方につきましては、
刈込鋏のハンドルを両手でしっかりと持ちます。
両手を外⇒内⇒外⇒内と動かして
チョキチョキやるイメージが強いですが、
片方の手は柄の中ほどを握って固定し、
もう片方の手でハンドルを動かすことで、
安定した切断が可能です。
生垣などは刈面に凸凹が出ては美しくないので、
ぜひこの方法で行ってください。
切る際は刈込鋏を対象の枝に対して斜めに当て、
切りたい部分を狙い、刃をしっかりと閉じるようにします。
一度に切る量は、刃の大きさや枝の太さに応じて調整します。
無理に太い枝を切ろうとすると、刃が傷むことがあります。
太い枝は、太枝切鋏や剪定鋸をご使用ください。
生垣の上部や丸みを出したい部分は、表裏逆にすると使いやすいです。
初めての刈込鋏におすすめの商品は、下記のとおりです。
花隈川 刈込鋏 180mm 全鋼 赤柄 日本製
ハマグリ刃に仕上げた刃により、刃口は薄く食い込みよく
厚みがあるため耐久性が高いです。
東周作 刈込鋏 165mm 全鋼 太枝切り付き 日本製
刃元に太枝切りが付いているので、
太枝切鋏への持ち替えが少なく、刈込作業がはかどります。
東周作 刈込鋏 180mm 全鋼 細身 長刃仕様 日本製 軽量タイプ
広い面積を刈り込むのに最適な長刃の刈込鋏です。
細身タイプなので、長刃でも重さが
抑えられているので取り回しも楽です。
東周作 刈込鋏 荒木用 160mm 全鋼 剪定刃 日本製
硬い枝や太目の枝も切れる荒刈り用剪定鋏。
通常の刈込鋏と違い切刃と受刃のある剪定刃なので
刃こぼれしにくいのが特徴。
初めての方、使い慣れていない方は
知識経験不足故の意図しない少々雑な扱いでも
故障の少ない「全鋼」品がおすすめです。
もちろん、何10cmもある枝を挟んで強引にねじ切ろうとするなど
想定外のご使用では壊れますのでご注意ください。
MAC太枝切鋏ギアパワー プロED-51ケース付
45mm程度の太い枝には、太枝切鋏をご使用ください。
こちらのプロ、セミプロ向けのシリーズの方が
何でも切れると思われがちですが、
実際はより繊細で使い手を選びます。
こちらは鋏の使い方を熟知された方におすすめです。
プロの造園業の方は、ぜひご覧ください。
刈込鋏を研ぐ際
刈込鋏に限らず鋏類全般ですが、
分解して裏面も包丁を研ぐように砥石で研いでしまうと
かみ合わせが狂い全く切れなくなります。
ダイヤモンドシャープナー携帯用 日本製 ほんまもんオリジナル
こう言ったシャープナーで切り刃を研いでいただくだけで充分です。
また、当店にお送りいただきましても研ぎや修理が可能です。
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スタッフ一同、ご来店を心からお待ちしております。