スパイダーモア、ウイングモアの適合確認方法(例：共立AZ852AF、AZ736A)

2025.02.12

草刈り機は今や多種多様にございます。
一般的な刈払機から、手で押すタイプの自走式、自分で運転する乗用式などなど。
乗用式ともなれば、かなり大型で高額になり、一般のご家庭で使われている方は少ないかと思いますが、
スパイダーモア、ウイングモアなどの機械に関しては、一般のご家庭でも普及しています。
ですので、維持費を少しでも下げようと、社外品の替刃をお使いの方も多いです。
当店でも多く扱っておりますが、かなりの種類があり、替刃のグレードも多岐にわたるため、適合がわからないと言う方も多いと思います。
適合がわからない場合方は、今回の記事を参考にしてください。

・スパイダーモアの場合
※斜面草刈り機、畦草刈機などとも呼ばれたりしますが、ここではスパイダーモアと統一させていただきます。

例：「共立製 AZ852F」の場合。

アッパーハンドル部分に「AZ852AF」と型番の記載がございます。
AWDは型番とは関係ありません。

ローハンドル部分にもAZ852AFと記載がございます。
KIORITZ(共立)はメーカー名です。

この場合は、こちらの機種が適合いたします。

「商品を検索する」⇒「キーワードから探す」で、記載されていた型番を検索します。

適合機種一覧にAZ852AFと記載がある何点かがヒットしました。
こちらが適合いたします。

おすすめは白い刃シリーズです。
材料に粘りのある高級バネ鋼(SUP10）を使用し、刃先を鍛造後に丁寧に研磨仕上げしています。
衝撃に強く、割れや耐久性に優れています。
摩耗性に強く切れ味が鋭い高品質品です。
社外品ですが、純正品用の交換刃としてお使いいただけます。

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また、スパイダーモアにつきまして、古いバーナイフタイプの替刃を使っている機種に、
社外品の基盤を取り付け、フリー刃タイプに変更されている方もいらっしゃいます。
そう言ったものは、基盤の製造メーカーが自社の替刃しか適合しないよう製造しており、
当店で販売しているもの含め、メーカー純正品しか適合しない場合も多いです。

三陽金属製などがそのケースに当てはまります。
ご注意ください。

・ウイングモアの場合
※2面刈機、畦草刈機とも呼ばれますが、ここではウイングモアと言う呼び方で統一させていただきます。

例：「共立製 AZ736A」の場合。

機体のサイド部分などに型番の記載がございます。この場合だと、「 AZ736A」と言うのが型番です。
先述のスパイダーモアのように、円盤にフリー刃を装着するタイプではなく、少し古いタイプのバーナイフタイプです。

スパイダーモアと同じく、「商品を検索する」⇒「キーワードから探す」で、記載されていた型番を検索します。

こちらの検索で表示されたものがお使いいただけます。
おすすめは、切れ味鋭い2段刃仕様のこちらの替刃です。

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ウイングモアの替刃検索、とくにバーナイフタイプのものをお探しの方にご注意いただきたいのは、
単に「ウイングモア替刃」等で検索すると、310mmと355mm、適合の違う2つのタイプが出てきます。
355mmの替刃の摩耗が激しいと、大体310mmくらいなのかな？と誤認してしまう可能性もあります。
必ず、型番で確認するようにしてください。

また過去には適合しないものを誤って購入したけど、
鉄鋼ドリルで正しいネジ位置に穴を空けたら使えるかな？
サンダー等で切断して長さを調節したらいいかな？
などなど、お問い合わせをいただいたり、
実際に返品が面倒だから加工をされたものの、
やっぱり使えなかった…と言う方もいらっしゃいました。