鉈とは
鉈は、枝打ちや藪切りなどの山仕事をはじめ、薪割りや竹割りなどの用途に合わせて様々な形があります。
本ページでご紹介する鉈は、高知県「土佐」や新潟県「越後」の熟練の鉈鍛冶が一丁一丁手造りしたものです。
■ 鉈の種類
下記に当店の鉈の種類をまとめております。
名称や写真をクリックいただくと、各カテゴリーにご案内します。
※画像内に記載ある主な用途です。
「薪」は薪割り、「枝」は枝打ち、「他」はその他のご使用用途となります。
| 腰鉈 | 海老鉈 | 枝打ち鉈 |
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| うなぎ鉈 | 竹割鉈 | 造林鉈 |
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| 丸ヒツ鉈 | 越後鉈 | 削蹄鉈 |
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腰鉈
腰鉈には、両刃と片刃の2種類があります。
■ 両刃
「両刃」の主な用途は、薪割りとなります。
刃は片刃に比べ、角度が2倍となるため、鋭さはなくなりますが、
刃こぼれしにくく、左右均等に力が加わり、薪をうまく割ることができます。
当店では、下記の3種類の両刃腰鉈をご用意しております。
| 極上 | ![]() |
鋼は硬く切れ味の鋭い“青紙鋼”を使用。 |
| 最高級 | ![]() |
鋼は研ぎやすさを重視した“白紙鋼”を使用。 |
| 高級 | ![]() |
鋼は研ぎやすさを重視した“白紙鋼”を使用。 |
■ 片刃
「片刃」の主な用途は、枝打ちや藪こぎとなります。
刃が鋭いため、フェザースティックの製作や、つるや草を切るのにも使用できます。
両刃に比べ、刃が薄いため薪割りには適しておりません。
当店では、下記の2種類の片刃腰鉈をご用意しております。
| 極上 | ![]() |
鋼は硬く切れ味の鋭い“青紙鋼”を使用。 |
| 高級 | ![]() |
鋼は研ぎやすさを重視した“白紙鋼”を使用。 |
■ 鉈&鋸2丁差
山仕事に必須の「腰鉈」と「山林鋸」を
一つの鞘に収めれる携帯に便利な山師定番商品です。
土佐屈指の鉈鍛冶の生み出す“極上の腰鉈”と
土佐でしか作られていな特徴的な刃を持つ
“土佐鋸”の組み合わせは山師の作業を道具から支えます。
海老鉈
両刃の腰鉈と同様、主に薪割りなど木を二つに割る道具となります。
腰鉈との違いは、刃こぼれを防ぐために刃の先端に石突(石付)が付いてるため、
薪割台無しでも薪割りができます。
また、先端の石突きで蔓を引っかけて切ることもできます。
海老鉈は、石突鉈、石付鉈、箸付鉈などとも呼ばれています。
枝打ち鉈
枝打ちに最適な鉈となります。高所でも作業がしやすいよう、
腰鉈より刃が短く厚めの両刃なので、重さを利用して枝を叩き切ることができます。
うなぎ鉈
細身の刃が特徴で、鉈と鎌の中間の形状で、かずらなどのツル払いや枝打ちに最適です。
また、渓流釣りでの藪漕ぎや、薪割りにも使用できます。
先端の曲り刃がツル切りに便利です。
竹割鉈
竹割鉈には、両刃と片刃の2種類があります。
■ 両刃
竹を縦に割るために使用する細身の鉈です。
竹に対して刃が真直ぐに入る必要があるために刃は、両刃となります。
細身なので、薪の小割や藪切りになどキャンプでの使用にも最適です。
■ 片刃
竹割鉈と名前が付いていますが、用途としては竹の枝落としとなります。
片刃で切れ味が鋭いので、竹の枝を綺麗に落とせます。
造林鉈
鎌のような形状で、鉈と草刈鎌の機能を併せもつ鉈となります。
手入れをされていない山道や獣道を進む際に、
生い茂った草や張り出した木々の枝をこれ一本で除伐できます。
鉈ほど厚くなく、鎌の様なカーブを描いた形状をしているので
草が刈れ、鎌より堅牢性を高めているので1~2cm程度の枝打ちも可能です。
丸ヒツ鉈
藪を切り開いたり、枝を落としたりするのに便利な鉈です。
柄が長いので、高い所の枝も落とせます。
刃先端の突起部は、打ち下ろした勢いで刃先が壊れないように保護すると共に、
切り落とした枝を集めるのにも利用できます。
柄を差し込む口が丸いので丸ヒツと呼ばれています。
越後鉈
いにしえより伝わる三条鍛冶の伝統技術を生かした越後鉈は、
農工具から発展したことで使い手の要望に応じた様々な種類のある実用性重視の鉈です。
天然の上溝桜(別名ナタヅカ)の枝を使い、
皮を残しながら手削りで仕上げた雰囲気のある柄の商品もございます。
削蹄鉈
蹄の先端部分のV字に分かれた間を、削蹄する場合に使用する斧タイプの鉈です。
切削力が高く、分厚い蹄も厚く切り落とせます。
よくあるご質問
■ 剣鉈と腰鉈の違いについて
剣鉈と腰鉈の形状の違いは、3点あります。
①刃先の形状
剣鉈は尖っていますが、腰鉈は長方形です。
②ツバの有無
腰鉈にはツバがないですが、剣鉈にはツバがあるものが多いです。
③柄の長さ
剣鉈は刃の長さに対して柄がコンパクトな傾向にあります。
腰鉈は刃の長さに対して同じくらいのものが多いです。
この違いは、使用時の動作の違いからきています。
使用時の動作として、
腰鉈では、薪や枝に対して“振り下ろす”動作が多いのに対し、
剣鉈では、振り下ろす動作に加えて、狩猟での“刺す”や調理などでの“切る”動作があります。
そのため、狩猟や調理などを想定している剣鉈には、手を傷つけないようツバがついています。
一方で、腰鉈のように山仕事で、
振り下ろす動作を想定している剣鉈には、ツバがついておらず、
柄の長さも刃の長さと同じくらいに調整されています。
■ 鉈と鎌の違いについて
鉈は、刃が厚く、直線やわずかに内側に反った形状をしています。
薪割りをはじめ、枝打ちや藪払いなど幅広く活用することができます。
一方、鎌は草刈りに特化した、三日月のような反った形状をしており、鋭い刃がついています。
草刈りなどで植物を刈りとる際に、根の方に刃を当てて、かき切るように使用します。
■ 鉈の研ぎ方について
刃が直線のものは、包丁と同様に角砥石を使用し研いでください。
刃が曲線のものは、鎌と同様に鎌砥石を使用し研いでください。


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