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ステンレス鋼について
当店の包丁や鋏、大工道具等を選ぶ際に多くの材質が登場します。
「粉末ハイス」、「v金10号」、「セミステン」「銀三」…

錆びにくい刃物が良いけど、なにがどう違うの?結局どれが一番良いものなの?
一番わかりやすい目安はお値段です。
でも商品のお値段って鋼の種類だけで決まるものでもありません。
(柄の種類や加工の仕方・形状・長さで大きく変わってきます)



そもそもステンレス鋼とは・・・鋼に添加物を加えて作り出した特殊鋼であり、その中でもクロムが11%以上入っている「錆ない鋼」のことです。

錆びにくいので、お手入れが簡単!なのでご家庭用にもおススメしています。
しかし、昔からステンレス鋼は切れ味が良くない…というイメージもあります。
ですが、技術の進歩に伴いステンレス鋼も炭素鋼に負けない切れ味を持つモノが多く誕生しています。
当店で主に取り扱うステンレス鋼は以下のものがあります。
どれも大変品質の良い高級ステンレス鋼なのですが、あえてわかりやすいように違いを記載させていただきます。

粉末ハイス…粉末冶金工程により炭化物を多量かつ微細・均一に分散させた合金材。
当店の扱うステンレス鋼としては最高の強度と耐摩耗性を持ちます。
つまり切れ味が驚くほど続きます。もちろんステンレス鋼なので、錆びに強く、研ぎも可能です。HRC約63
v金10号…粉末ハイスには劣りますが、錆びにくく、砥ぎやすく、永切れするという刃物材料としては最良な材質です。
コバルト(Co)という元素を添加し、素地の強化と研削性の向上した大変優秀なステンレス鋼です。
v銀1号(セミステン)…炭素鋼(白紙鋼など)に近い鉄とステンレスの中間の刃物鋼です。砥ぎやすさ、錆びにくさ等はv10よりいくぶんか劣りますが、硬度は約HRC64〜65と炭素鋼にも引けを取らない切れ味を保持します。
銀三ステンレス鋼…・家庭用包丁等によく使われる鋼です。クローム(靭性・焼入性に関与)を13%と多量に加えた高級ステンレス鋼で大変錆びにくいです。上記の高級ステンレス鋼に比べると硬度と研ぎやすさがいくぶん低くなっています。


もちろん今回記載させていただいたのは、ステンレス鋼単体での特徴について記載です。
この素材を使えば必ずしも素材の特徴を引き出した刃物が作られるかというとそうではありません。この素材の良さを引き出してあげる作り手が必要になります。

「素晴らしい素材」と「素晴らしい作り手」、この二つが合わさって「素晴らしい刃物」が生み出されるのです。


また、上記高級ステンレス鋼は硬度が高く、Crなどの添加物も多く含まれる為、砥ぎについて不満がある場合もございます。
当店では、ステンレス刃物の研ぎにはセラミック系の砥石をおススメしています。

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